知恵・技 ブログトップ
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言葉と感じ方の違い [知恵・技]

 「他人の不幸を願っているだろう」と、聞かれると、「いや、願ってはいない」と、大抵の人は言うだろう。

 でも、「そういう感じ方になっているだろう」、と聞かれると、黙ってしまう人がいる。


 「表面意識」と「深層意識」は、違う。他人がコケるのを見て、安心したようなニヤリ顔をしたら、その人がそういう感じ方になっている証拠。何百回も見てき
た。

 その人は、言葉では「他人の不幸を願わない」になっているが、感じ方は「他人の不幸が嬉しい」、になっている。


 そういう微妙な感じ方をキャッチすることから、深層意識のトレーニングが始まる。そして、深層意識を操れて、「他人の幸福が喜ばしい」、になることができ
ると、自分に自然に幸せが降り注ぐようになる


去る [知恵・技]

 物事が自分より大きく、自分の力でどうしようも無いとき、そして大きなコストと引き換えに、物事を変えようとしても、自分の得にならないとき、そこにしがみつく者たちを置いて、そこから去る。

 次のステップに移るんだ。こだわり、とらわれ、執着が消えた、晴れたような気持ちになれる。


 何かのきっかけが無ければ、ずるずると、行っていただろう。決心をするきっかけを与えてくれた人々に感謝する


真実を伝える作業 [知恵・技]

 自分は、真実を一回聴いただけ、読んだだけでは、しっくりこなかったから、繰り返すという作業をすることによって、自分のものにしてきた。

 自分のものにした、真実を人に伝えるには、繰り返し語るという、手間のかかる作 業が必要になる。

 うるさいよと憎まれようが、聞きたくないと無視されようが、本当に分かってもらいたい相手なら、何度でも話す価値がある


3ヶ月後に分かる [知恵・技]

 僕の書いていることを読んだその刹那は、「それがなんぼのもん?それよりも、おいしいものを食べること、友達と遊ぶこと、 異性と行為をすることが大事だ」、と、多くの人は低い優先順位を付ける。

 でも、心の隅にかすかに残っている御託が、
3ヶ月後くらいに、ひょこっと顔を出す。「あの時の御託は、ひょっとして今のこの状況を、解説しているのか な」、と気付く。知識が知恵に変わる瞬間。

 それで十分。考えることが、不自然な強迫にならず、自然な喜びになるまで、待つ


許しあう [知恵・技]

 長年、敵同士で、恨み合っていた人たちが、仕事で再会する。

 嫌味を言葉の端々に散らして、その場の雰囲気を悪くするか、なんらかの建設的方向に持っていくのか、が問われる。

 そこで許すということが出来るかな?相手を許してみる。相手も分かっている。相手はこちらを苦しめていた、過去の汚い自分自身をも許す。許し合う。過去は過去。今これからが大事。

 その時、もう相手を騙したり、利用しようとしたり、する気持ちは蒸発するように消え、涙が自然に出てくるような、癒しの感情が起こる。

人 生の辛いことも、苦しいことも、この素晴らしい感情を味わうお膳立てをする、ゲームなんだな、とさえ思えるようになる


正常者を異常者に仕立て上げようとして自分がドツボ [知恵・技]

 ディカプリオ主演の、「Shutter Island」という映画を観る。実は、これと同じようなことを、前の職場で、僕もされたことがある。つまり、精神病患者に仕立て上げるには (映画の中では主人公は本当に病気だったらしいが)、皆で口裏を合わせ、「あなたは気がおかしいのでは?大丈夫ですか?」、としつこく主張すればよい。

 人間は
Solitudeの中で、皆に「気がおかしい」、と言われると、「もしかしてそうかもしれない」、と思う習性を利用した、汚いやり方。

 本当に、気がおかしいかどうかを判定する方法は、簡単で、結果に注目すれば良い。結果が(宇宙から見て)建設的ならば、あなたは正常で、破壊的ならば、あ
なたは異常。暴力は破壊的だから、たとえ侮辱されても暴力を振るうことが損になる所以は、ここにある。

 上記の実例で、おかしかったのは、「あなたは気がおかしいのでは?」、と訊いてくる人たち自身の結果が、思いっきり破壊的だったこと。異常なのは彼ら自身
だった。これからも、異常性をじっくり観察させてもらうよ


夜寝る前2 [知恵・技]

 逆に寝る前に、他人にされた嫌なことや、恨みを考えると、どんどん弱気になったり、怒りが増幅され、日常生活にチャンスが感じられなくなり、自分の可能性が閉ざされてしまう。

 良いことであれ、悪いことであれ、考えた量に比例して、考えた内容が、実現してしまうという、不思議な現象がある。

言い方 [知恵・技]

 日本はお客様サービス天国だから、言い方には凄い気を使う。だから、言い方が気持ちよければ、正しい、言い方が気持ち悪ければ、間違っているになってしまっている。

 誰々に言われたから、拒絶してよい、誰々の言い方が気に食わなかったから、拒絶してよい。その命題は正しいか。

 事が真実かどうかは、本来、言い手や言い方に、関係ない。知性が低い人は、言い手や言い方のみに注目して、紛れている真実を逃す。知性が高い人は、自分を 傷つけるために、考案された罵声でさえ、その中からゴミをふるい落とし、真実だけをピックアップしようという、姿勢がある。

素振り [知恵・技]

 一流のプロ野球のバッターが、なぜ素振りをするかというと、何回も繰り返すことによって、いざというときに、無意識的に身体が反応できるようにするため。すると、実際に球を打つ時には、頭であまり考えなくてもよい。

 幸せだと感じることは、頭でうーんと考えて出来るようなものではない。もっと、心の奥深いところに根付く意識を開化させなければならない。そのためには、少し表面をなでたり、言葉でうまく真似て言っただけで、出来たつもりを起こさせてはならない。自然に喜びが感じられるまで、何度も基本的な概念を、繰り返す。

 ちなみに、プロ野球だけでなく、どの分野でも一流になった人は、基本練習の反復を一番大切にする。


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