逃避する女性 [考え方]

 去年の夏、一人の女性とお見合いをしたんだけれども、不思議な人で、人物像を、言語化しようと思っても、することができなかった。蚊の鳴くような声、何処と無く感じられる空虚感、何かをするときの力弱さ、でも敢えて、男性にチャレンジせずに、付いてくる感じ。。。今までに見たことのないタイプだった(やたら喧嘩を売ってくる女性は山ほどみたが)

 何かの病気、症状だろうか、と思っていたが、違う。やっと言語化が、出来たので、人間分析のために、書き残そう。

 彼女は、「逃避するタイプ」なのだ。つまり、男女平等社会で、女性が社会進出し、会社で働くだろう。与えられた課題に対して、「逃げて」、「凌ぐ」のだ。現に、散々外食した後、最終日に一緒に、自宅で夕飯を作ろうよ、という話になったときに、料理が出来る出来ない以前に、やっているのだけれど、全く意志、やる気が、感じられなかった。包丁も切れずにただ引くだけ、ゴミ袋も開けられない、食器を洗っても全く汚れが落ちない。

 そういう性質を本来、持ち合わせてもいるのだろう。でもそれ以上に、「凌ぐ」ことに慣れてしまい、それが生き方になってしまったのだろう。会社でもどこでも、やれと言われたことに、気や、力を込めずにやると、「真面目にやれ!」だとか、「やる気あるのか!」だとか、叱責されるだろう。

 だが、蚊の鳴くような声で、喋る女性を、激しく叱責することは、出来ない。すると、虐待だとか、差別だとか、にされてしまうご時世だからだ。それを逆手に取れば、課題から、永遠に、逃げ続けることが出来る。そう思ってしまった女性なのである。

 僕は、課題に対しては、立ち向かうタイプなので、正反対。破談にして良かった。

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